今回はTOEICの速読のコツを5つ紹介します!
TOEICでは、2時間の試験で約11,000語が出題されます。
そのため、1分あたり最低でも90単語を読み切る力を鍛えることが、時間内に回答するためには必要です。
これから紹介するコツを実践すれば、1分間に90単語以上を読める速読力が身につきます。
- TOEICの点数を底上げしたい
- TOEICのリーディングが時間内に解ききれない
- TOEICのリスニングの質問文と選択肢を読み切れない
と悩んでいる方は、必見です!
TOEICで速読するメリット
まずはTOEICで速読するメリットを解説します。
リーディングの各問題にかかる時間を短縮できる
速読力があれば、リーディングセクションの各問題にかかる時間を短縮できます。
TOEICのリーディングセクションには、Part5・6・7の3つのパートがあります。
制限時間は75分、問題数は100問です。
しかし、75分間ですべて解ききるのは至難の業です。
特に時間がかかるのがPart7。
Part7では、複数の長文をまとめて処理することが求められます。
そこで重要になってくるのが速読力です。
速読力があれば、複数の長文を素早く読んで処理できるようになるため、短時間で解ききれるようになります。
さらに、Part5・6の穴埋め問題にかかる時間も短縮できます。
そのため、速読力をつけることで、リーディングの総合点を底上げできるのがメリットです。
リスニングの質問と選択肢を素早く読める
速読はリスニングセクションでも重要です。
Part3・4は問題用紙に質問と選択肢が書かれています。(Part1は選択肢のみ書かれている。)
Part3・4を焦らず解くには、質問と選択肢を音声が聞こえる前に読むことが重要です。
もし速読できれば音声が聴こえるまで時間に余裕ができるので、落ち着いて回答できるようになります。
逆に速読できなければ、質問と選択肢の内容が頭に入らず焦ってしまうため、正しい答えを選ぶのは難しいです。
TOEICで速読するためのコツ5つ
ここまでの解説で、速読することがTOEICのリスニング・リーディングのスコアに直結することとが分かったと思います。
ここからは、実際にTOEICで速読するためのコツを5つ紹介します。
音読しない
速読するためにまず大切なことは、頭の中で音読しないことです。
TOEICの勉強をはじめたばかりの方や英語が苦手な方は、1文1文音読してしまいがちです。
たしかに、文章を完璧に理解するには音読は有効な方法です。
音読することで読解力も鍛えられます。
しかし、音読というのはとても時間がかかる読み方です。
そのため、解答時間が短いTOEICには、音読は向いていません。
音読する癖がある方は、音読しないよう意識してみてください。
鉛筆で英文をなぞりながら読む
鉛筆や指でなぞりながら読み進めるのも、速読をするのに有効な方法です。その理由は以下の2つです。
- 読んでいる箇所に集中できるから
- 「どこを読んでいたんだっけ?」と迷わなくなるから
まず、読んでいる箇所をなぞることで、英文の周りにある情報が目に入らなくなります。
そのため、文章を集中して読めるようになります。
また、TOEICの英文は長いので、どこを読んでいるのか分からなくなることがときどきあります。
読む箇所に迷ってしまうと、時間のロスにつながります。
TOEICは時間が厳しい試験です。
時間のロスを防ぐためには、指や鉛筆でなぞり読みすることで、読むべき箇所に迷わないようにすることが大切です。
英語のまま理解する
英語を英語のまま理解することも、速読をするうえで大切です。
日本語に訳して読むことで、内容を理解しやすくなります。
しかし、TOEICは解答時間が短い上に、英文の一文一文が長い試験です。
そのため、すべての文章を日本語に訳してしまっては、時間がまず足りなくなります。
日本語に訳す癖を無くすために、TOEICの試験を解くときは英語を英語のまま処理するよう日ごろから意識しましょう。
分からない表現は一旦読み飛ばす
TOEICの問題を解いているとき、分からない表現がいくつか出てくると思います。
もし分からない表現が出てきたとしても、その場で意味を考えるのはおすすめしません。
悩まず、いったん読み飛ばしてしまいましょう。
そもそも、分からない表現が1つや2つあったところで大した問題ではありません。
文章全体の意図が読み取れれば、TOEICの問題は難なく解けます。
その理由は、TOEICが選択式の試験だからです。
「英文を日本語に訳しなさい」という精読が必要なタイプの問題とは、性質が全く異なります。
そのため、分からない表現に固執せず、どんどん読み進めて大丈夫です。
節単位で読む
英文を読むときは、単語単位ではなく、節単位で読みましょう。
節単位に区切って読むことで、長くて分かりにくい文章でもスラスラと読み進められます。
節単位で読むための具体的な方法として紹介したいのが、スラッシュリーディングです。
スラッシュリーディングというのは、前置詞や接続詞、関係代名詞などの前にスラッシュを入れて読み進める英文読解法です。
また、スラッシュリーディングを実践することで、単語ごとに読むよりも文章全体の意味を正しく捉えやすくなるのもメリットです。
まとめ
TOEICで速読するためのコツを5つ紹介しました!
- 音読しない
- 英文をなぞりながら読み進める
- 日本語に訳さず英語のまま理解する
- 分からない表現は気にしないで読み飛ばす
- 節単位で区切って読む
どれもすぐに実践できるコツばかりです。
ぜひ参考にしてみてください!
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